ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
ジャパンビューティー イノベーションハブ
シュワルツコフと資生堂プロフェッショナルが長年培ってきたヘアカラーのイノベーションとトレンド、プレミアムヘアとスカルプケア、育毛ケア、スタイリング、パーマソリューションなどの専門知識を活かし、アジアにおけるヘアプロフェッショナル事業の拠点となることを目指します。
ヘンケルは、ユニークであることが大きな力を発揮すると考えています。エクイティを重視し、さまざまな違いを超えて人々が社会や職場で帰属意識を持てることを大切にしています。
ヘンケルには多様な社員がいます。異なるバックグラウンド、経験、考え方を持っており、それぞれの違いを尊重することが、私たちの競争力の基盤となっています。ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)を重視する企業文化は、創造力とイノベーションの大きな原動力になると考えています。私たちが卓越した業績を上げられるかどうかは、企業文化やビジネス慣行にDEIを浸透させられるかどうかにかかっています。
私たちは、事業展開している市場や取引先のお客様のニーズに合致したチーム、つまり、幅広い文化的背景、スキル、知識を兼ね備えたチームの構築に力を入れています。多様性のあるチームは、イノベーションや新たな課題解決方法を生み出すことができると確信しています。ただし、チームが最大限の力を発揮するためには、インクルーシブな文化とリーダーシップが必要です。
重要なのは社員です。多様でグローバルなチームとインクルーシブな企業文化があるからこそ、私たちの創造性と革新的な文化を力に変えることができるのです。
人事およびインフラサービス部門担当コーポレート上級副社長 シルヴィー・ニコル
2007年、ヘンケルはドイツのDAX企業の先陣を切って、グローバル・ダイバーシティに特化したチームを立ち上げた企業の一つでした。現在、DEIは、ヘンケルの戦略や企業文化に深く根付いています。この考え方を社内のあらゆる領域に浸透させ実行に移すため、ヘンケルは全社的なDEIネットワークを構築し、部門や地域を越えて連携を図っています。
私たちの願いと意欲的目標
アスピレーションは、ヘンケルのダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン関連のトピックの将来的な成功に向けて、当社固有のモチベーション、妥当性、指針を具現化するものです。私たちが何を信じ、何を目指しているのかを知ってください。
2025年までの意欲的なジェンダー目標 - ヘンケル全体でジェンダーの多様性を促進
私たちは、具体的かつ意欲的な目標と行動計画を定め、組織のダイバーシティとエクイティ、一体性を高めるための明確なコミットメントを後押ししています。
ダイバーシティにおける重要な側面の一つがジェンダーです。私たちが企業として成功するためには、ジェンダーの多様性が重大な役割を果たしていることを深く認識しています。また、世界中で男女平等を実現し、公平な機会を提供することは私たちの社会的責任でもあると考えています。ヘンケルが大胆な目標を掲げているのはこのためです。
2025年までに全管理職レベルで男女平等を実現すべく取り組んでいます。
トップレベルの管理職に就く女性の数を大幅に増やすとともに、それ以外の管理職レベルで将来的にリーダーシップを発揮するためのパイプラインを構築していきます。
これまでの成果は概ね上々です。女性が全管理職レベルに占める割合は近年大きく増加し、現在は38%となっています。一方、まだ改善の余地があることは明白であり、この流れをさらに加速させるべく全力で取り組んでいきます。ジェンダーという重要な側面におけるヘンケルのアプローチについて、詳しくはこちらをご覧ください。
数字で見るヘンケル(2023年)
私たちは、市場や社会の状況を反映した職場を作ろうとしています。近年、多様な人材の採用を続けてきましたが、今後さらに増やしていきたいと考えています。現在の状況は以下のとおりです。
ダイバーシティに関する重要な側面と取り組み
私たちは、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンに対して包括的なアプローチを採用しています。ヘンケルにとってダイバーシティとは、多種多様な人材、物事に対する姿勢や考え方、強み、スキル、その他私たち一人ひとりをユニークな存在にしている多くの特色が集まった状態を指します。こうした個人の特性すべてが、ヘンケルのダイバーシティを生み出しているのです。この認識に基づいて、重要な側面に特化した戦略的な取り組みを行っています。詳しくは、グローバルウェブサイト「henkel.com」(英語のみ)をご覧ください。
社員リソースグループ(ERGs)
ヘンケルでは、社員にリソースグループの形成を促しています。これは、社員同士で経験を共有し、メンターに相談したり知見を深めたりするためのプラットフォームです。
ヘンケル全体では、ダイバーシティに関連した58のERGsがあり、ジェンダー、出身地、性的志向、障がいといった幅広いテーマを扱っています。ERGsのメンバーは、互いの考えや経験を共有して団結します。また、戦略的イニシアチブに関するグローバルDEIネットワークとも連携し、インクルーシブな職場環境を推進しています。