ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
ジャパンビューティー イノベーションハブ
シュワルツコフと資生堂プロフェッショナルが長年培ってきたヘアカラーのイノベーションとトレンド、プレミアムヘアとスカルプケア、育毛ケア、スタイリング、パーマソリューションなどの専門知識を活かし、アジアにおけるヘアプロフェッショナル事業の拠点となることを目指します。
デジタルトランスフォーメーション
ヘンケルは、デジタル化の力を信じています。急激な成長と変革をもたらすデジタル化が実現すれば、世界中の人々をつなぎ、パーソナライズされた製品と体験、そして数年前には想像もできなかった快適性と利便性が実現できるようになります。ヘンケルでは、この時代の流れを受け入れながらも、その行き先を決めるのはお客様と、グローバルヘンケルチームであるということを忘れずに、事業に取り組んでいます。
ヘンケルでは、イノベーションとテクノロジーを通じて新たな価値を創造することに情熱を注いでいます。デジタル部門であるヘンケルdxは2020年以降、デジタルおよびデータ主導のビジネスモデルを通じて、お客様それぞれのニーズに合わせた最適化と変革に注力しています。私たちはデジタルの専門知識、デジタルビジネスプロセス管理、そしてITを融合させることにより、この取り組みを推し進めています。
デジタルトランスフォーメーションは市場環境に根本的な変化をもたらしています。具体的には、従来の製品ベースのビジネスモデルに取って代わるプラットフォームエコノミー、お客様のニーズの変化、より良い製品の提供に向けたパーソナライゼーションの需要の高まりから、成果ベースのサービス化を通じた従来の製品に対するアフターサービスの進化、バリューチェーン全体における生産性と効率の継続的な最適化に至るまでさまざまです。
プラットフォームエコノミー
プラットフォームエコノミーで実現されるビジネスエコシステムによって、オープンな参加型のデジタルインフラストラクチャに基づいた商品やサービスの創造および交換が促進されます。これにより、サポート製品およびサービスの活用や、総需要および総供給の把握を通じて、すべての参加者にとっての価値を構築することができます。このメガトレンドにより、従来の製品ベースのビジネスは機能しなくなり、いわば「勝者総取り」の環境が生み出されています。
消費者の重力偏移
今日、消費者行動に根本的な変化が現れてきているのを実感することが多くなっています。お客様のことを知ることが、これまで以上に重要です。市場には新たなルールが登場しており、そのキーワードとなるのがパーソナライゼーション、オンデマンド、利便性、そして24時間対応です。お客様は、すべてのオンラインおよびオフラインチャネル(オムニチャネル)で、独自の体験(CX)を求めています。
結果ベースのサービタイゼーション
単なる製品という枠を超えたこのトレンドは、純粋な製品の提供から、販売後のアフターサービス、サービスおよび結果ベースのソリューション、あるいは結果そのものをサービスとする拡張されたビジネスモデルを特徴としています。このビジネスモデルは、製品の使用状況とパフォーマンスに関する、より優れたデータ主導の洞察に基づいて構築されます。このメガトレンドではマシンデータをはじめとした、他者が所有する資産が活用されます。
無駄のない、迅速かつシンプルな働き方
あらゆる企業が、バリューチェーン全体と組織内において価値を創出しています。能率的かつ迅速な新しい働き方によって、事業の生産性と効率性を向上させることができ、また意思決定の際により良い洞察を得ることができます。
お客様は、当社のデジタルプロセスの核となる存在です。ヘンケルでは、事業分野に関する知識と専門性をイノベーションに組み込んでいます。当社は長年の経験を持つ専門家、テクノロジーに関する専門知識、そしてマーケットに適合する柔軟性を有しており、迅速かつ効果的に新たな成果を挙げることができます。
毎日、どんな時でも、私たちは事業とお客様のことを第一に考え行動しています。
私たちは事業分野における信頼性の高い専門家であり、市場のビジネスモデル、製品、プロセス、ダイナミクスを理解しています。
私たちは新しいテクノロジーを探求し、その可能性を最大限に活用することに情熱を注いでいます。
私たちは関連する事業分野とテクノロジーの専門家を結集させることで、より良い成果を、より早く達成します。
私たちは市場に対し常に試行錯誤を重ね、数か月ではなく数週間で、迅速に市場の動向に対応します。
ベルリンと上海のヘンケル デジタルビジネス ハブおよびバンガロールのグローバルテクノロジーセンターは、デジタルトランスフォーメーションを推進し、世界中のヘンケルで最先端のデジタルソリューションを創出することを目的とした、専門のイノベーションセンターとして発足しました。ハブとは、当社のデジタルおよびテクノロジーの専門家と、スタートアップ企業やデジタルエコシステムおよびテクノロジー関連の大手企業が一堂に会する場です。その目標は、デジタルビジネスモデルおよび先進的なテクノロジーソリューションを共同開発しながら、同時に革新的なマインドセットを確立することにあります。
ヘンケルは、革新的なソリューションやアプローチを開発しながら常に課題を洗い出し、時代の最先端に立ち続けています。私たちはパイオニアとして、人工知能の活用から新しいSAPクラウド技術まで、未来を形作る新たな可能性の探求に常に最前線で取り組んでいます。