ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
ジャパンビューティー イノベーションハブ
シュワルツコフと資生堂プロフェッショナルが長年培ってきたヘアカラーのイノベーションとトレンド、プレミアムヘアとスカルプケア、育毛ケア、スタイリング、パーマソリューションなどの専門知識を活かし、アジアにおけるヘアプロフェッショナル事業の拠点となることを目指します。
トップブランド
ヘンケルは、Persil(パーシル)、Loctite(ロックタイト)、そして Schwarzkopf(シュワルツコフ)に代表される上位ブランドをさらに強化していきます。
Loctite (ロックタイト)
ロックタイトは、接着剤、シーリング剤、表面処理において世界をリードするブランドです。このブランドの本質的性能(タイトにロックする―しっかり固定する)は、工業用としても家庭用としても数十年にわたって最高のパフォーマンスを発揮してきました。その優れた製品とソリューションは世界130カ国以上の法人および一般のお客様に届けられ、素早く強力で耐久力のある接着でその心をつかんでいます。ロックタイト成功の最大の要因はイノベーションの力にあり、数多くのソリューション、中でもエレクトロニクス、自動車、航空、製造業向けソリューションに、新製品および製剤を継続的に開発することができます。ヘンケルではさらに同じブランドで、家庭で日常的な接着に利用するソリューションも提供しています。ロックタイトは、ドイツでは主に工業用ブランドとして知られていますが、世界中の一般のお客様がこのブランドの多彩な強力瞬間接着剤、多用途接着剤、特殊接着剤に大きな信頼を寄せています。
ロックタイトはハイブリッド接着剤の発売で市場の話題を呼びました。この製品は製造だけでなく、メンテナンスや修理にも応用することができます。ヘンケルが特許を取得したこのテクノロジーは、構造用接着剤、強力瞬間接着剤、エポキシ接着剤の主な特性をすべて併せ持ち、接着力が強く、素早く硬化し、耐久性に富みます。この製品の性能を実証するために、ロックタイトのスペシャルイベントに世界各国のお客様、販売パートナー、メディアをご招待しました。イベントではゲストの前で、まず3グラムのハイブリッド接着剤をS字を描くように塗布して、2つの鋼鉄製ブロックを接着しました。45分間、硬化の時間をおいた後、このブロックを機関車と貨物列車の間に装着しました。接続は接着部分のみです。この接着部分の大きさはわずか230平方センチメートルほどでしたが、機関車は200トンを超える貨物列車をレール上で牽引することができました。
Schwarzkopf (シュワルツコフ )
イノベーションで成功を収め世界各国において着実にビジネス展開を拡大してきたことにより、ヘンケルの上位ブランドであるSchwarzkopf(シュワルツコフ)は、世界一のヘア製品ブランドに名を連ねています。世界中の研究開発センターで毛髪の専門家が、鮮やかなカラー、美しいスタイリング、適切にケアされた健康な髪の世界を作り出す製品とサービスを開発しています。
シュワルツコフブランド成功の礎となった要素は2つあります。1つ目は、コンシューマー向けとサロン向けビジネスのすべてのヘアケアカテゴリーで、一歩一歩着実にブランドを成長させてきたことです。そして2つ目は、ヨーロッパ、北米、中南米、中東、アフリカ、アジアのいずれかに偏重することなく均等にビジネスの地理的拡大に成功したことです。
シュワルツコフは、世界中で毎日200万人以上の人々に自らの美を作り出す自信を与えています。美容師とコンシューマーの両方から高い信頼を得ています。
125年以上も前に開店した小さな薬局が、世界的なブランドであるシュワルツコフの土台です。1898年に化学者で薬剤師のハンス・シュワルツコフがベルリンのシャルロッテンブルクに「染料・薬品・香水店」を開店して以来、このブランドの世界の頂点にはいつも細部への配慮と目覚ましい結果へのこだわりがありました。
Persil (パーシル)
パーシルには、世界初の自己活性洗剤という画期的な始まりから、エネルギー利用と環境保護の領域での大幅な前進、持続可能な事業の実現への大きな貢献、そして計量とパッケージの進歩まで、115年以上の成功の歴史があります。サステナビリティの先駆者として、パーシルは持続可能な事業の推進に重要な役割を果たしています。
パーシルの歴史は、ヘンケルのサクセスストーリーと切り離して考えることはできません。20世紀の初め、洗濯には、何日とは言わないまでも何時間もかかり、女性たちにとってはつらい重労働でした。フリッツ・ヘンケルは女性の洗濯の負担を減らしたいと考え、1876年にヘンケル&シー社を設立すると、1907年には世界初の自己活性衣料用洗剤のパーシルを開発しました。これによって世界の常識だった骨の折れる洗濯は終わりを告げるとともに、パーシルの成功に伴って、ヘンケルの成功の物語も始まりました。
“Persil” という名前は、この製品に含まれる最も重要な2つの化学物質、Perborat (過ホウ酸塩)とSilicat(ケイ酸塩)からとったものです。ヘンケルは、洗剤と漂白剤という画期的な組み合わせを粉末にして開発したのです。こうしてパーシルを溶かした水に洗濯物を入れて煮るだけで洗濯と消毒を済ませることができるようになり、塩素系漂白剤は必要なくなりました。1908年にヘンケルが生産したパーシルは4,700トンでしたが、1915年までに、その量はすでに3倍に増えていました。
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