ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
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2020/04/13 デュッセルドルフ、ドイツ
急速に拡大する新型コロナウイルスのパンデミックは世界経済に影響を及ぼしており、現段階では、ヘンケルの今後の業績について、信頼性の高い、現実的な評価を下すことは困難です。そのため、ヘンケルの経営委員会は4月7日、2019年アニュアルレポートに記載した2020年度の業績予想を撤回することを決定しました。
ヘンケルは、明確な対策を講じることにより、全事業部門および管理部門を通じて新型コロナウイルスのパンデミックに伴う危機に対応しています。しかし現時点では、この影響が継続する期間と範囲、および2020年度にヘンケルが受ける影響に加え、対策によって相殺できる業績の程度を、十分な信頼性をもって予測することは困難です。
ヘンケルは、2020年の今後の業績を十分な信頼性をもって評価することが可能になり次第、業績予想を公表する予定です。
ヘンケル最高経営責任者のカーステン・クノーベルは、「世界は今非常に困難な局面を迎えています。全世界の人々とコミュニティがコロナウイルスの蔓延に苦しみ、世界中の企業と経済も大きな課題に直面しています。この困難な状況下で、我々にとって最も重要なのは、社員、お客様、ビジネスパートナーの健康と安全です。我々はこの前例のない事態において、社員、お客様、ビジネスパートナーを守りながら事業を継続するため、早くから措置や対策を講じてきました。新型コロナウイルスのパンデミックは世界規模であり、今後の展開を予測することは不可能であるため、2020年の業績について信頼性の高い予想を公表することが現時点では困難です。しかし、強靱さと能力をもつ献身的なグローバルチームと、健全な財務基盤をもって、当社は可能な限り最善の方法でこの危機を乗り越え、これまで以上に力強く、この危機を乗り越えることができると確信しています」と述べています。
ヘンケルの2020年第1四半期の業績は、すでに新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を受けています。速報値によれば、グループ全体の第1四半期の既存事業売上高は0.9%減となる見込みです。
アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)事業部門については、第1四半期の既存事業売上高は4.1%減となる見通しです。これは、自動車業界を中心とした需要の落ち込みによるものです。第1四半期のランドリー&ホームケア事業部門の既存事業売上高は、好調な製品需要を背景に、5.5%増を達成する見込みです。ビューティーケア事業部門の既存事業売上高は、3.9%減となる見通しです。ヘアサロン向け事業は、さまざまな国で当局がヘアサロンの営業停止を命じたことが大きな影響を及ぼしているものの、リテール事業の既存事業売上高は前年同期と比較して安定した伸びを示しています。
2020年第1四半期の決算は、2020年5月11日に発表予定です。
※本プレスリリースは、2020年4月7日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。
本プレスリリースにおける将来予測は、弊社経営陣の知見と現在の予測に基づくものです。将来予測は、英文中 ”expect“ “intend ” “ plan ” “ predict” “assume” “believe” “estimate” “anticipate” “forecast”等の語や同様の表現を用いて特徴づけられています。こうしたステートメントは、将来予測の実現を確約するものでは決してありません。将来のヘンケル社および関連企業の業績は、多くのリスクならびに不確実な要因によって、本稿の将来予測とは異なる場合があります。こうした要因の多くは、経済状況や競合の活動、その他市場要因など、弊社のコントロールを超えるものや前もって正確に予測することができないものです。ヘンケルは、これら将来予測をアップデートする意向はなく、またそれに関するいかなる義務を負うものでもありませんので、ご了承ください。
本資料は、適用可能ではあるが、明確に定義されていない財務報告枠組みの中で作成されており、(GAAP以外の)代替的業績指標である、またはそのような可能性のある補足的な財務指標が含まれています。これらの補足的な財務指標は、単独で解釈すべきではなく、また連結決算報告書に適用される財務報告枠組みに従って表示されたヘンケルの純資産、財務状況または経営成績の代替的な指標と見なすべきではありません。類似の名称の代替的業績指標を報告または記載している他の企業は、かかる指標を、ヘンケルとは異なる方法で計算している可能性があります。
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