2021/04/21  デュッセルドルフ、ドイツ

ヘンケル、2021年株主総会を開催

前年と同水準の配当金を議決

2021年4月16日のヘンケル社バーチャル年次株主総会で、株主はすべての議題項目を承認しました。合わせて約84%の議決権株式が代表されました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、今年の株主総会も前年と同様、バーチャル会議形式で行われました。株主総会の準備期間中に株主から51の質問が提出され、個別に回答されました。

前年と同水準の配当金を議決

株主総会は、経営委員会、監査委員会および株主委員会からの提案通り、二種類の株式の両方について前年と同水準の配当金を承認しました。優先株(一株)あたり1.85ユーロ、普通株(一株)あたり1.83ユーロの配当金が支払われます。ヘンケルの総配当支払額は805百万ユーロです。配当性向は43.7%で、配当性向目標である30~40%を上回っていますが、これはCOVID-19のパンデミックによる利益への影響という特別な状況を反映するものです。この配当額は、とくに、ヘンケルグループの強固な財務基盤と低い正味財務負債によって可能になりました。今後、ヘンケルの配当方針に変更はありません。

ジェームズ・ローワンがウルリッヒ・レーナー教授(博士)に代わり株主委員会のメンバーに就任

株主委員会の補充選挙で、ウルリッヒ・レーナー教授(博士)が2021年株主総会の終了をもって株主委員会のメンバーを辞任することとなりました。ジモーネ・バジェル‐トラー株主委員会および監査委員会会長は、長年にわたる同氏の貢献に感謝の意を表し「過去13年間にわたり株主委員会で徹底した意見交換と示唆に富む議論をしてくれたウルリッヒ・レーナーに感謝します。彼の助言が得られなくなるのはとても残念です。今後のご活躍をお祈りいたします」と述べました。後任はダイソンのCEOをはじめ、さまざまな企業で長年にわたり活躍してきたジェームズ・ローワンが就任します。


※本リリースは、2021年4月16日にドイツ・ヘンケル本社が発表したリリースの日本語訳版です。本リリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文リリースが優先します。