2022/04/21  デュッセルドルフ、ドイツ

ウクライナ侵攻

ヘンケル、ロシアから事業撤退

ウクライナ侵攻の現況を背景として、ヘンケルはロシアでの事業活動から撤退することを決定しました。実施プロセスは現在準備中です。秩序あるプロセスを確実に実施するため、ロシアのチームと連携して詳細を検討します。この間、ヘンケル ロシアの2,500人の社員は引き続き雇用され、給与は支払われます。予定されている撤退により生じることが予想されるヘンケルへの財務的影響については現時点では数値化できない状況です。

ヘンケル最高経営責任者のカーステン・クノーベルは、「ヘンケルはロシアによるウクライナへの軍事侵攻と罪のない民間人に対する暴力を非難します。ウクライナの同僚を支援するためにあらゆる手を尽くすことが当社の優先事項であることに変わりありません。当社はウクライナと近隣諸国の社員および一般の方々に対して金銭的な寄付のほか、食糧や物資の提供も行い、幅広い支援を行っています。ヘンケルの多くの社員も、緊急に必要な物資を配布したり、ウクライナからの避難者に滞在場所を提供したりするなど、国境での支援を行っています」と述べています。


※2022年4月19日にドイツ・ヘンケル本社が発表したニュースリリースの日本語訳版です。本リリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文原本が優先します。