ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
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シュワルツコフと資生堂プロフェッショナルが長年培ってきたヘアカラーのイノベーションとトレンド、プレミアムヘアとスカルプケア、育毛ケア、スタイリング、パーマソリューションなどの専門知識を活かし、アジアにおけるヘアプロフェッショナル事業の拠点となることを目指します。
2023/02/24 デュッセルドルフ, ドイツ
ヘンケルは2度目の「マーサ・シュワルツコフ女性科学賞」の候補者を募集することを発表しました。この賞は女性科学者の支援を目的としています。主要な賞とともに、今年は「Emerging Talent(新進気鋭の人材)」向けの賞も授与されます。応募期間は、科学における女性と女児の国際デーである2月11日から始まります。自然科学や医学、コンピューターサイエンスのバックグラウンドを持つ女性研究者で、毛髪研究分野や関連分野に貢献している方が応募できます。メインの賞においては賞金10,000ユーロの獲得、または「Emerging Talent」賞では5,000ユーロを受け取るチャンスがあります。
ヘンケル コンシューマーブランド グローバル研究開発 上級副社長であるフランク・マイヤーは、「自然科学の進歩は多様性の中でこそ繁栄します。しかし、科学分野で女性は未だに過小評価されています。ヘンケルはジェンダーの平等に強くコミットしており、科学における女性と女児の国際デーを今年の毛髪科学におけるマーサ・シュワルツコフ賞の応募期間の開始日に設定することで、記念日を祝います」と述べています。また、ヘンケル コンシューマーブランド グローバルヘア研究開発ディレクターであるアストリッド・クリーンは、「人間の髪を理解することは、私たちのイノベーションに不可欠です。マーサ・シュワルツコフ賞を授与することで、髪や頭皮の健康分野で活躍している女性研究者の功績を称えます」と述べています。
この賞は、ドイツで初めて企業を率いた女性の1人で、毛髪研究所を設立したマーサ・シュワルツコフ氏を称えるものです。現在、シュワルツコフはヘンケルのコンシューマー向けビジネスの主要ブランドの1つであり、ヘンケル コンシューマーブランド事業部門のヘアケアセグメントで最大のブランドです。ブランドの技術革新はすべて、研究開発ラボ、ヘアテストサロン、世界中のヘアアカデミーを運営するシュワルツコフヘア研究所の伝統を基盤として構築されています。マーサの起業家精神とイノベーションの精神に加えて、会社とシュワルツコフヘア研究所の両方を指導した彼女の共感力を称えます。
ヘンケル コンシューマーブランドの研究開発ディレクター兼マーサ・シュワルツコフ賞の専門家審査員長を務めるアンドレア・ザットラーは、『昨年始まったマーサ・シュワルツコフ賞への応募者の質の高さや関心の度合いに驚きました。昨年の応募者からのフィードバックを受けて、今年はメインの賞に加えて「Emerging Talents」向けの賞を授与することにしました。これにより、経験豊富な女性科学者だけでなく、これからキャリアをスタートしようとしている有望な研究者の両方をサポートできるようになります』と述べています。
マーサ・シュワルツコフ賞に応募できるのは、博士号を持ち、自然科学、医学、コンピューターサイエンスの分野で長年にわたる経験を持つ世界中の女性研究者です。研究分野は、毛髪研究、またはテキスタイルやウール繊維研究、生体表面の分析、毛髪や頭皮と物質の相互作用といった関連分野となります。なお、同研究分野の修士課程を修了した女性研究者であれば、科学者としてのキャリアをスタートしたばかりでも「Emerging Talents」賞に応募することができます。
ヘンケル コンシューマーブランド研究開発部門に所属する著名な女性科学者で構成される専門家審査員が応募書類を審査します。マーサ・シュワルツコフ賞の受賞者には賞金10,000ユーロ、「Emerging Talent」賞の受賞者は5,000ユーロが贈られます。表彰式は、2023年11月にドイツのハンブルグで開催されます。今年の受賞者には、ヘンケルを代表する科学者の指導プログラムに参加する機会が与えられ、昨年の受賞者を含むネットワークに参加することができます。
応募期間は2023年5月1日までです。興味のある女性科学者の方はドイツ語または英語で応募書類 RnD.Award@henkel.com までお送りください。
応募書類に以下の書類を添付してください。
審査員は2023年8月1日までに受賞者を決定します。審査で重視されるのは、毛髪研究分野における妥当性、およびコンシューマーや環境との関連性です。さらに、パイオニア精神、独創性、イノベーションの可能性、研究プロジェクトの実現可能性、ヘア化粧品分野での重要性などが評価基準となります。