ヘンケルが展開する2つの事業部門「アドヒーシブ テクノロジーズ(接着技術)」「ヘンケル コンシューマーブランドは。
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2018/11/19 デュッセルドルフ、ドイツ
ヘンケルは今から1年前、グローバル消費財メーカーとして初めて社会的企業であるプラスチックバンクとパートナーシップを結びました。それ以来、ヘンケルとプラスチックバンクは大きな進歩を遂げています。ハイチに新しく建設された3つのプラスチック収集センターから35トン以上のプラスチックを収集し、さらにヘンケルはそれらを分類および加工し、「ソーシャルプラスチック」として初めて自社のパッケージに取り入れました。
プラスチックバンクのCEOであるデイヴィッド・カッツ氏は「プラスチックバンクは、よりよい世界作りに貢献するバリューチェーンを生み出しています。ヘンケルと私たちのパートナーシップは、同じ目的を持つ企業同士が協力関係を築くことによって何が達成できるかを表した良い例です。総合的なアプローチで廃棄物の問題に取り組むことで、真の付加価値を共に生み出すことができ、また同時に世界の貧困層の人々をサポートすることもできます」と述べました。
プラスチックバンクは2013年に創立され、社会的企業として海と河川の廃棄物を減らす一方で、特に廃棄物管理のインフラがない国における貧困層の人々の生活を改善することを目標に設定しています。その仕組みは、地域住民が収集したプラスチック廃棄物を収集センターに持って行くと、金銭や品物、サービスなどと交換することができるというものです。ヘンケルとのパートナーシップの一環として、3つの新しいプラスチック収集センターが、世界で最も貧しい国の一つであるハイチに建設されました。これまでに収集されたプラスチックの量は35トン以上で、これは飲料ボトル120万本以上に相当します。
プラスチック廃棄物は分別および加工された後に、製品パッケージに用いることができる「ソーシャルプラスチック」としてリサイクルのバリューチェーンに組み込まれます。この10月、ソーシャルプラスチックを用いたヘンケルの製品パッケージが初めて登場しました。ランドリー&ホームケア事業部門のランドリーおよびクリーニング製品のボトル25,000本に使用されています。またビューティーケア事業部門も、ソーシャルプラスチックを用いたパッケージ製造におけるパイロットテストを行い成功しました。2019年には、両事業部門とも特定の製品ラインでソーシャルプラスチックの使用を拡大する予定です。それらを合わせると、ソーシャルプラスチックを用いた工業製品ではこれまでで最大規模となります。また加えて、ソーシャルプラスチックの使用機会を向上させ、多くの貧困層の人々をサポートするために、新しい収集センターの建設も予定されています。
ヘンケルは新パッケージ戦略の一環として、循環経済に向けた持続可能な開発を進める意欲的な目標を設定しました。2025年までに、ヘンケルのパッケージは100%リサイクル、再使用、生分解*が可能になります。これを実現するため、ヘンケルはさまざまな業界、およびバリューチェーン全体の強力なパートナーと協働しています。プラスチックバンクとの協働に加え、ヘンケルはエレン・マッカーサー財団が主導する取り組みである「新プラスチック・エコノミー」にも参加しています。
サステナブルなパッケージについてのヘンケルの戦略的枠組みの詳しい情報は henkel.com/sustainability/positions/packaging.
*残留物がリサイクル可能性に影響する場合がある接着剤製品を除く
※本プレスリリースは、2018年11月15日にドイツ・ヘンケル本社が発表したプレスリリースの日本語訳版です。本プレスリリースは英語が原本であり、その内容・解釈については英文プレスリリースが優先します。